ミタイナヤーツ

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アニメ、特撮などについて語るブログです。金髪キャラ至上主義

動物戦隊ジュウオウジャー挿入歌「覚醒!ジュウオウジャー!」について語る。第36話で使われた理由

覚醒!ジュウオウジャー

この楽曲の立ち位置

動物戦隊ジュウオウジャーで変身して敵と戦うシーンで使われる挿入歌「覚醒!ジュウオウジャー!」。最近の特撮曲で私ミタヤツが一番気に入っている曲です。

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しかし、3話でインスト版が初めて使われ、ボーカル入り音源が4話、8話、15話と3回使用して以降出番がありませんでした。と言うのもこの曲の歌詞が故郷に帰りたいけど帰れないジュウオウジャー初期メンバー5人のことを歌ったものなんですよ。最後に使われた15話の次の回から6人目の戦士のジュウオウザワールドが参戦する話が始まり、最初敵として現れるとはいえ仲間になるキャラが出て来るのにこの歌詞は使いづらかったんだと思います。現在はこの曲に変わるザワールドを含めた6人のことを歌った挿入歌「輝く王者」が作られています。

 

第36話で使われた理由

そういうわけで素晴らしいにも関わらず使い所がなくなってしまったこの楽曲ですが、時が経ち第36話「ハロウィンの王子様」で使われました!

何故今になってこの楽曲が使われたのでしょうか?大きな理由は歌詞の組み立て方にあります。

 

1番のAメロは

ジュウオウイーグルジュウオウシャーク

2番のAメロは

ジュウオウライオンジュウオウエレファントジュウオウタイガー

 

のことを歌っています。

今回は2番から流すことによってタスクとアムにスポットを当てた楽曲として使用していたんです。

本来作られた意図とは別の意味合いを持たせて流したわけですね。

 

今後の展開にも絡めている

また、少し深読みすると別の事が見えてきます。

この楽曲の歌詞にこのような一節があります。

 

「帰れない世界に思い馳せながら、生きるとは遊びじゃない舐めるなよ。」

 

第11話でタスクは「僕達はもう、帰れないからここにいる訳じゃない。僕達の意思でここにいるんだ。」と言いました。

今まで故郷のジューランドへ帰ることを目的に頑張っていたジューマン4人が意識を切り替える大事なシーンであり、この楽曲が少し使いづらくなってしまった原因の一つでもあります。

しかし、第37話以降のストーリーではジューランド出身である謎の鳥男バドや、学者のラリーさん等が再登場し、ジューランドの秘密に迫っていきます。大きな物語の間に挟まれたタスクのエピソードと共にこのタイミングでこの楽曲を使ったもう一つの理由は、ジューマン達4人は改めてジューランドのことについて考える時が来たんだよ、それがたとえ辛いことであってもね。というメッセージにも見えるのです。

 

挿入歌の大事さ

仮面ライダーを見ていると特に感じることですが、最近挿入歌の使用頻度、印象が薄くなっている気がするんですよ。ウィザード以降感じ始めて、ゴーストではついに挿入歌自体がなくなってしまいました。

この現象に寂しさを覚えていた中、このように使いづらくなってしまった楽曲ですらも意味を持たせて使う戦隊スタッフの姿勢は観ていてとても嬉しくなりました。その敬意を込めてこの記事を残したいと思います。

 

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